花蒐め 松本高明展
花蒐め 松本高明展
2023年1月30日(月)→2月7日(火)最終日は16時閉廊
三重県津市に生まれ、現在は日本美術院同人として、静岡県藤枝市で日々制作に勤しむ松本高明氏。
氏のモチーフとして、まず誰しもが浮かべるであろう、さまざまな植物の姿かたち。
花の盛りを画面に留めながら、それはほんのうたかたの美しさであることの儚さをも訴えかけるような趣を醸し出します。
幼少から植物に親しみ、進学した静岡大学農学部では害虫から植物を守る農薬の研究に携わっていたという松本氏が、植物を描くのは必然の流れであるかもしれません。
「花蒐め(はなあつめ)」と題し、すべて花の作品で構成される今展では、長きにわたり各地を渉猟して蒐められた花々の、それぞれの季節における端正な佇まいをご高覧ください。
略歴
- 1945年
- 三重県一志郡一志町(現・津市)に生まれる
中川小学校 嬉野中学校 津高等学校
静岡大学農学部卒業
- 1975年
- 第60回院展 初入選
- 1978年
- 松尾敏男に師事する
- 1992年
- 第77回院展 奨励賞受賞 以後14回受賞
- 1994年
- 春の院展 奨励賞受賞 以後7回受賞
外務大臣賞受賞
- 2011年
- 第96回院展 日本美術院賞大観賞受賞
招待推挙
- 2017年
- 日本美術院 同人推挙
- 現在
- 日本美術院同人
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