シルクロードの陶華 七代 加藤幸兵衛展
シルクロードの陶華 七代
加藤幸兵衛展
2023年3月8日(水)→14日(火)最終日は16時閉廊
文化芸術は、音楽と並んで国境や民族の垣根を越えた世界共通の言語です。特にユーラシア大陸を跨ぐシルクロード一帯は、古代より人の往来が盛んで、それだけ多種多様な文化が混交しました。
この地に育まれた焼物文化も、時代や民族に応じて興味深く展開してきました。シルクロードの末端に位置して現代につながる仕事をと意識しながら期日を迎えましたが、御同好諸兄の御高覧と御𠮟声を賜りますれば幸甚に存じます。
七代 加藤幸兵衛
略歴
- 昭和20年
- 7月生まれ 多治見市在住
- 昭和43年
- 京都市立美術大学卒
- 昭和44年
- 日展 特選受賞
- 昭和55年
- 松坂屋名古屋店にて個展開催(以降11回)
- 昭和62年
- 日展審査員就任(以降3回歴任)
- 平成2年
- 髙島屋大阪店にて個展開催(以降7回)
- 平成3年
- 日本新工芸家連盟理事就任
- 平成5年
- 京王百貨店新宿店にて茶陶展開催(以降14回)
- 平成7年
- 七代 加藤幸兵衛を襲名
第17回日本新工芸展 文部大臣賞受賞
- 平成12年
- 日展評議員就任
- 平成13年
- 日本橋髙島屋にて個展開催(以降4回)
- 平成15年
- 第25回日本新工芸展 文部科学大臣賞受賞
- 平成16年
- 第7回国際陶磁器展MINO2005の審査員に就任
- 平成18年
- 父 卓男の逝去に伴い、ペルシア陶の継承を決意し日展退会
- 平成19年
- ロシア・ エルミタージュ美術館エキジビジョンホールにて個展開催
- 平成21年
- ハンガリー・ヘレンド博物館、ブダペスト歴史博物館
オーストリア・ザルツブルグ博物館にて個展開催
第42回東海テレビ文化賞受賞 第59回 岐阜新聞大賞受賞
- 平成25年
- イラン国立博物館にて在イラン日本国大使館主催による
「大ラスター彩展〜古代から現代まで〜」を開催
多治見市無形文化財「三彩」保持者の指定を受ける
- 平成26年
- 陶芸を通じて、日本とイランとの文化交流の促進に貢献した功績により、平成26年度外務大臣表彰を受ける天皇・皇后両陛下主催の秋の園遊会に招待される
- 平成28年
- イラン陶芸家2名を招聘し3ヶ月間ラスター彩の技術指導を行う文化庁より平成28年度地域文化功労者表彰を受ける在イラン日本国大使館にラスター彩陶壁を寄贈
- 平成29年
- 在東京イランイスラム共和国大使館にて「ペルシアの至宝 ラスター彩展」を開催
- 平成30年
- 薬師寺東塔平成大修理に際して「三彩三筋文皆具」及び「むらさき銹彩茶垸」を奉納
- 令和元年
- イラン女流陶芸家2名を招聘し3ヶ月間ラスター彩の技術指導を行う
外務省 日本イラン外交90周年事業にて国立レザ・アバスィ美術館に「ラスター彩陶壁」を寄贈し「メモリアル加藤幸兵衛室」が設置される
- 令和5年
- 松坂屋名古屋店にて「シルクロードの陶華 七代 加藤幸兵衛展」を開催
その他、全国の百貨店、画廊にて個展開催
- 現 在
- 多治見市無形文化財「三彩」保持者
(公社)日本工芸会 正会員
(公社)日本新工芸家連盟 顧問
(公社)美濃陶芸協会 元会長
市之倉さかづき美術館 館長
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