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足立篤史 展 時を刻む

足立篤史 展 時を刻む

2025年10月29日(水)→11月4日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊

この世に存在するあらゆる物には、その”モノ”が存在した時代、歴史、そして人々の生活や記憶が刻まれていると考えています。
人類は自分たちの知恵、経験、教訓、そして自分が存在した記憶を残すために言葉を産み出し、文字を発明し、本を作り、そして多くの人に広めるために印刷技術を発明し、紙も保存だけでなく、安価かつ大量生産できるよう進化させ、そして新聞として日々の情報を伝えていきました。
私は過去の記憶を、モチーフが存在した当時の資料(印刷媒体)をもとに、今まで形がなかったものを”実体化”させ、目に見えないものとして存在していただけの記憶を”記録”として残すことに意味があると考えています。
当時存在した物を表面に刻み付けることで、その時代の空気、リアリティを表現でき、ただの記録資料というだけでなく、その記憶の存在自体をリアルに感じることができ、その時代、出来事を考えるきっかけを作ることができると思っています。
そしてこれは未来へ向け記録を残していくのと同時に、過去の記憶を新たに垣間見ることができる瞬間であるのです。

足立篤史

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「August 10,1942」H8.7×W24.9×D21.9cm

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「Dec 7,1941」H25.8×W91.9×D16cm

img3

「No.102」17×19×8.2cm

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「No.121」H13×W13×D8.2cm

略歴

1988年
神奈川県生まれ
2014年
東京造形大学美術学科彫刻専攻卒業

個展

2022年
BankART U35 “REMEMBER”(BankART,神奈川)
2023年
キオクのカタチ (大丸梅田, 大阪)
Welcome back, memory. (Bohemian's Guild CAGE,東京)
2024年
Spiral road. (EARTH+GALLERY, 東京)
Over to you (Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi, 東京)
時代のカタチ 刻まれたキオク (横浜髙島屋, 神奈川)
ゆりかごとそら (つくばエキスポセンター, gallery neo_/Senshu, 茨城)

主なグループ展

2023年
ブレイク前夜in金沢 後期「秋元雄史セレクション~ブレイク前夜」 (ASTER, 金沢)
第26回 岡本太郎現代芸術賞 (川崎市岡本太郎美術館, 神奈川)
2024年
KAIKA TOKYO AWARD 2024 (KAIKA TOKYO ,東京)
2025年
ブレイク前夜展 in Yokohama (そごう美術館, 神奈川)
昭和100年記念~言葉と象で振り返る昭和展 (京都・東京日本橋・大阪高島屋)

受賞歴

2014年
東京造形大学卒業研究・卒業制作展 ZOKEI賞 受賞
2023年
第26回 岡本太郎現代芸術賞 特別賞
2024年
KAIKA TOKYO AWARD 2024 山峰潤也賞 受賞

※諸事情により営業時間など変更になる場合がございます。詳しくは、アプリまたはホームページにてご確認ください。

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