岩田壮平 "A flower blooming somewhere "いづこかにさくはな
岩田壮平 "A flower blooming somewhere "いづこかにさくはな
2025年9月10日(水)→16日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
"A flower blooming somewhere "いづこかにさくはな
「むかしむかし あるところ に おじいさん と おばあさん が おりました…」
馴染み深い物語の始まり。
この物語の、おじいさんとおばあさんを、日本人は誰もが知っています。
会ったこともなく、どこのどの方でもなく。ただ我々のほとんどが共通したイメージを共有する。
そう、
この誰だか知らないけれど…。なのにです。
目の前にある現実というリアルさではなく、言葉が指し示すそのモノの象徴的な姿を私達はリアルに想像することが出来る。
今回の展覧会は、表千家さんの月刊誌であった『茶道雑誌』。表紙絵を担当させて頂いた2 年間。その内の後半の12ヶ月分の表紙絵原画を中心としてご覧頂きます。
毎月の度、移り行く季節を象徴する花を探しては描いてみました。
どうぞ、皆さまにご高覧いただけましたら幸いです。
また、この場をお借りいたしまして、表千家『茶道雑誌』の方々をはじめ、大丸松坂屋様、他関係者の方々へは、心より感謝を申し上げます。
2025年 吉日
岩田壮平

「文目」8M
略歴
- 1978年
- 愛知県名古屋市に生まれる
- 1981年
- 華道池坊入門(‛95まで)
- 1988年
- 臥龍桜日本画大賞展(‛05)
- 1999年
- 日春展 以後毎年出品(‛08‛09奨励賞、‛10日春賞)
- 2000年
- 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科絵画専攻日本画卒業 卒業制作大学買上
- 2001年
- 日展 以後毎年出品(‛05‛10特選、‛21会員賞)
- 2002年
- 同大学大学院美術工芸研究科修士課程絵画専攻日本画修了
- 2008年
- 第7回 菅楯彦大賞展 大賞受賞
第4回 東山魁夷記念 日経日本画大賞 入選(‛12)
- 2009年
- 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展
第一回 絹谷幸二賞 推挙
- 2011年
- 「トップランナー 日本画の若き力」(高崎市タワー美術館/群馬)
個展 アートフェア東京(国際フォーラム/有楽町)
- 2012年
- アートフェア東京2012(東京国際フォーラム)(‛13)
文藝春秋10月号目次原画制作
- 2013年
- 婦人衣料 ENFOLDコラボ服(ENFOLD、伊勢丹/各店、基幹店)
連載「粋狂花盗人」(月刊美術/2013年10月号~2014年9月号)
- 2015年
- 第6回東山魁夷記念 日経日本画大賞 大賞受賞
- 2016年
- 個展「岩田壮平日本画展-野馬荘という名の画室より-」(佐藤美術館)
個展 東美特別展(東京美術倶楽部)
- 2018年
- ART STAGE Singapore2017(シンガポール)
「日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線」
/ 新見美術館・唐津市近代図書館・蘭島閣美術館・八幡浜市民ギャラリー
上野アーティストプロジェクト「REALISM現代の写実―映像を超えて」/東京都美術館
- 2019年
- 植物の力 拡大する日本画 岩田壮平 浅見貴子/香川県立東山魁夷せとうち美術館
- 2020年
- 「SEVEN ARTISTS」 / 松坂屋美術館
初の画集『cycle』刊行
- 2022年
- 『私解説-ペン一本で生きてきた-』(瀬戸内寂聴著 新潮社)装画を担当
- 2023年
- 『茶道雑誌』表紙絵を毎月担当(~2024年12月)
髙島屋系列全店舗の中元・歳暮メインビジュアルを担当
個展「意識のながれ」 / 箱根 芦ノ湖 成川美術館
- 現在
- 日展会員 武蔵野美術大学教授
【岩田壮平×JUNCTIONトークイベントを開催!】
岩田壮平先生に、自身の個展「いづこかにさくはな」の作品解説をはじめ、併催する岩田壮平ゼミ生のグループ展「JUNCTION」への思いなどを語っていただきます!
※諸事情により営業時間など変更になる場合がございます。詳しくは、アプリまたはホームページにてご確認ください。