第12回 テンペラによる 居島春生洋画展
第12回 テンペラによる
居島春生洋画展
2026年6月10日(水)→16日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
疑視線
「視線」という言葉があります。それは人によって、時に熱かったり、冷たかったり、釘付けになったり、逸らしたり、鋭かったり、穏やかであったり、実態が無いはずなのにその存在を感じるがごとき形容が多くなされます。居島春生氏の三年ぶりとなるこの度の個展、奥入瀬の渓流、故郷北海道の日本海、黒部渓谷、などなど、各地に取材した作品群から深い印象を受けるのは、作者の眼と対象とが、余計な要素の入り込む余地が無いほど確と結びついてこと得られるのであろう、静謐な空気感です。そこに着目して、氏が描く対象を選び取る眼をあらわすのに「疑視線」という辞書にはない造語を用いてみました。
じっと見つめる眼差しが明確な設計図を作り上げ、画面の下地作りから手間暇かけて行うテンペラ技法で一筆一筆丹念に色彩が置かれ完成に向かっていく仕事は変わらぬ冴えを見せています。また動物も氏の得意とするモチーフですが、今回も蝶やキツネなどが登場、さらに近年動かない鳥として有名なハシビロコウもユーモラスな趣を添えます。人間の眼が、手が、精妙なる美の世界を創り出すことの驚きと不思議さを味わうべく、ぜひご高覧くださいますようご案内申しあげます。
松坂屋名古屋店 美術画廊
「ふるさとの海」20M
「エレベーターホール」15F
「時間のあいだ」12P
「雪どけ」10F
「銀の森」15M
略歴
- 1948年
- 北海道留萌市に生まれる
- 1971年
- 毎日デザイン賞特選
- 1991年
- 昭和会展招待出品
- 1992年
- 林武賞展出品
- 1993年
- 個展 松坂屋名古屋店(’95、’02、’05、’08、’11、’14、’17、’20、’23)
- 1997年
- 個展 日本橋高島屋(’13)
- 2020年
- 個展 松坂屋上野店(’22、’23、’25)
- 2026年
- 個展「第12回 テンペラによる 居島春生洋画展」(松坂屋名古屋店)
北海道立近代美術館買上げ・丸亀美術館
来場予定日
※来場日時は変更になる場合がございます。時間によっては不在の場合がございます
■期間/2026年6月10日(水)~6月16日(火)
※諸事情により営業時間など変更になる場合がございます。詳しくは、アプリまたはホームページにてご確認ください。

