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第一画廊悠久の刻 田渕俊夫展

会期:2019年2月13日(水)→22日(金)
最終日は16時閉廊

この度、大丸松坂屋百貨店では「田渕俊夫 日本画展」を開催いたします。
田渕先生は、日本美術院展初入選以来、同展を主な舞台として日本画の研鑽を積まれながら、愛知県立芸術大学や東京藝術大学で教鞭を取り、多くの才能ある画家達を輩出されました。また、文化事業にもご尽力されており、永平寺、智積院、鶴岡八幡宮への襖絵の奉納に加え、2017年には薬師寺食堂に大壁画を描かれたのは記憶に新しいところです。
2018年には長年の功績が認められ、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞されました。
現在は、日本美術院理事長としての重責を担い、日本画にとどまらず、日本文化の更なる発展に寄与されています。
今展では、画業50年を迎えられ新たな気持ちで挑まれた意欲作20余点を発表いたします。

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略歴

  • 1941年 東京に生まれる
  • 1961年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学
  • 1967年 東京藝術大学大学院修了、終了制作「水」が大学買上げとなる
    ナイジェリアに赴き、イバダン大学に10カ月滞在し、植物のスケッチに熱中する
  • 1968年 再興第53回日本美術院展(以下院展)に「ヨルバの神々」を出品し、初入選
  • 1970年 平山郁夫氏に師事する
    愛知県立芸術大学美術学部助手となる(1984年に助教授)
  • 1982年 第1回日本美術院奨学金(前田青邨賞)を受ける
    再興第67回院展に「流転」を出品し、日本美術院賞(大観賞)を受賞
  • 1985年 東京藝術大学大学院美術研究科(保存修復技術)助教授となる
    再興第70回院展に「叢叢讃歌」を出品し、日本美術院賞(大観賞)を受賞
    日本美術院同人に推挙される
  • 1988年 再興第73回院展に「緑風」を出品し、文部大臣賞を受賞
  • 1990年 田渕俊夫展開催(愛知県小牧市・メナード美術館)
  • 1992年 田渕俊夫展(自主企画による個展。銀座・アート・ミュージアム・ギンザ)
  • 1993年 「昨日、今日そして明日へ 田渕俊夫展」(名古屋・松坂屋美術館)
  • 1994年 再興第79回院展に「大地Ⅰ」「大地Ⅱ」を出品し、内閣総理大臣賞を受賞
  • 1995年 東京藝術大学大学院美術研究科(文化財保存学)教授となる
  • 1996年 大三島町立大三島美術館(現・今治市大三島美術館)田渕俊夫記念展示室を開設
    「開館10周年・田渕俊夫記念展示室完成記念 田渕俊夫展」(大三島美術館)
  • 1998年 MOA岡田茂吉賞大賞を受賞
  • 2000年 「ベトナムーバイクの音が聞こえる」(東京、黒部・セレネ美術館、大三島美術館)/li>
  • 2002年 大本山永平寺不老閣相見の間に襖絵「春秋」「雲水」各12面を奉納
  • 2004年 鎌倉・鶴岡八幡宮斎館に襖絵「美しき大地」6面を奉納
  • 2005年 東京藝術大学副学長に就任(~ 2009)
  • 2007年 『田渕俊夫画集 刻』(小学館)刊
  • 2008年 「一瞬と永遠 田渕俊夫展」(パリ・三越エトワール)
    智積院講堂に襖絵60面を奉納
    「画業40年 東京藝術大学退任記念、パリ・三越エトワール帰国記念田渕俊夫展」(東京、名古屋、福岡)
  • 2009年 「智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展」
    (東京、大阪、横浜、名古屋、京都、大三島美術館)
  • 2012年 「いのちの煌めき 田渕俊夫展」
    (名古屋市美術館、渋谷区立松濤美術館、富山県水墨美術館、福島県立美術館)
  • 2017年 薬師寺食堂に御本尊の仏画「阿弥陀三尊浄土図」、壁画「仏教伝来の道と薬師寺」14面を奉納
    恩賜賞・日本芸術院賞を受賞
  • 2019年 「悠久の刻 田渕俊夫展」(大阪、松坂屋名古屋店、大丸福岡天神店)
  • 現 在 日本美術院同人・代表理事(理事長)、東京藝術大学名誉教授

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