第一・第二画廊フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受勲記念 日本・フランス美の交叉
平松礼二展
会期:2022年8月31日(水)→9月6日(火)
最終日は16時閉廊
ひたすら自らの「路」を突き進みつづける画家、平松礼二氏。
オランジュリー美術館でのモネの睡蓮の大作との衝撃的な出会いから、30年近くの長きに亘り、フランスでの取材や作品発表を重ね、印象派の画家たちが視線を注いだモチーフを追求してきました。そのひたむきな挑戦は、14面の屏風絵で構成され、全長90mに及ぶ超大作「睡蓮交響曲」として結実するとともに、フランス政府から芸術文化勲章・シュヴァリエ受勲の栄誉に浴することとなりました。
日本の芸術に大きな影響を受けた印象派の画家たちからおよそ一世紀の時を経て、彼ら印象派の美意識を日本画で再構築していく。弛まぬ試みのなかで氏が開かせた美しい花々が艶を競うさまを、存分にお楽しみくださいませ。
略歴
現在 無所属
順天堂大学 国際教養学部 客員教授
町立湯河原美術館 名誉館長
愛知大学 名誉博士