美術画廊

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第一画廊アトリエからの贈り物 抽象の先駆者
堀内正和展

会期:12月20日(水)→30日(土)
最終日は16時閉廊

日本を代表する抽象彫刻家 堀内正和。
抽象彫刻の草分けとして知的かつユーモアに富んだ作品は、常に時代をリードし数々の展覧会で受賞されるとともに、美術館収蔵及び公共施設への設置を重ねた。1980年に抽象画家山口長男と国立近代美術館で展覧会を開催し広く抽象の世界を発信。また京都市立芸術大学では後進の育成に尽力するなどその功績は高く評価される。2003年には神奈川県立近代美術館にて「堀内正和の世界展」が開催され、エスプリが凝縮された幾何学的造形の作品は好評を博し、抽象彫刻家として多くの足跡を残した。

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略 歴

  • 1911年 京都生まれ
  • 1928年 東京高等工業学校工芸彫刻部入学
  • 1929年 「第16回二科展」最年少で「首」初入選
    二科会の研究所「番衆義塾」入門
  • 1936年 二科展に初めて抽象彫刻出品
  • 1938年 アテネ・フランセでフランス語の勉強を始めラテン語、ギリシャ語、イタリア語等学ぶ(〜’44)
  • 1944年 青山学院中等部教諭となる。この頃から
    洋書の翻訳を始める。
  • 1950年 京都市立美術専門学校
    (現京都市立芸術大学)教授となる(〜’74)
  • 1954年 鉄溶接彫刻を始め線と面の構成による
    幾何学形態の作品制作
  • 1957年 第4回サンパウロ・ビエンナーレ展
    出品
  • 1958年 第3回現代日本美術展
    (東京都美術館)出品(〜第11回)
  • 1963年 「海の風」 第6回高村光太郎賞受賞
  • 1964年 「D氏の骨抜きサイコロ」
    神奈川県立近代美術館収蔵
  • 1968年 I.C.A.現代日本美術展(ロンドン)出品
  • 1969年 現代世界美術展・東と西の対話
    (国立近代美術館出品)
    第1回現代国際彫刻展(箱根・彫刻の森美術館)大賞受賞
    名古屋造形大学・特別講義(〜’85)
  • 1970年 第2回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で
    神奈川県現代美術館賞受賞
    日本万国博美術展出品
    東京造形大学・特別講義(〜’77)
  • 1971年 インド・トリエンナーレ展出品
  • 1976年 京都市立芸術大学名誉教授となる
  • 1978年 神奈川県民ギャラリーで個展開催
  • 1980年 東京国立近代美術館で
    「山口長男・堀内正和展」開催
  • 1986年 渋谷区立松濤美術館で個展開催
  • 1987年 第28回毎日芸術賞受賞
  • 1990年 「坐忘録」著書を美術出版社より出版
  • 1994年 「D氏の骨抜きサイコロ」
    豊田市美術館収蔵
  • 1996年 「D氏の骨抜きサイコロ」
    新潟市美術館収蔵
  • 1996年 「堀内正和 作品資料集成ユーレーカ」(美術出版)出版
  • 2001年 東京の自宅にて没(90歳)

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