松尾敏男展
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 文化勲章受章作家の松尾敏男(1926~2016年)の没後初となる回顧展を開催します。松尾敏男は、長崎市に生まれました。日本画家、堅山南風に師事し、1949(昭和24)年開催の再興院展で初入選しました。その後、院展で順調に入選を重ね、1966(昭和41)年、1968(昭和43)年、1970(昭和45)年に日本美術院賞・大観賞を受賞し1971(昭和46)年に日本美術院同人に推挙されました。1975(昭和50)年、1978(昭和53)年の再興院展の出品作は文部大臣賞を受賞、1994(平成6)年には日本芸術院会員になりました。2000(平成12)年に、文化功労者になり、2012(平成24)年には文化勲章を受章。2016(平成28)年8月4日、惜しまれながら逝去しました。 本展は、生前、松尾敏男が展覧会の構築をし、そのリストをもとに、初期から晩年までの代表作など約50点を展示し、画業の全貌を紹介します。〈サルナート想〉 1978年 日本芸術院蔵〈玄皎想〉 2015年〈朧〉 2001年長谷川町子美術館蔵画家、映画評論家、体操選手、どの道に進んでも成功したであろう天才、松尾敏男さん。アヴァンギャルドな発想と軽やかな仕事への取り組み方は日本画壇の老巨匠というイメージを覆した。映画監督山田洋次■ オープニングトーク【要観覧券】日 時:12月8日(土) 11:30~, 14:00~講演者:松尾由佳(松尾財団理事長、松尾敏男長女)那波多目功一(日本画家、日本美術院同人・代表理事)松尾敏男展■ トーク&ミュージック スペシャルコンサート日 時:12月12日(水) 14:00~場 所:松坂屋美術館 展示室内出 演:松尾由佳(ピアノ)、松尾麻里(フルート)、他参加費:無料 ※別途入場料が必要です。(中学生以下入館料無料)   ※事前申し込み不要です。松尾由佳松尾麻里松尾敏男展 特別企画※都合により、中止・変更になる場合がございます。化粧まわし特別展示12月8日(土)→24日(月・振休)松尾敏男がデザインした、横綱・白鵬と元大関・栃東の化粧まわしと原画を特別展示しています。

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