2021 PRESTIGE WATCH FAIR
6/32

世界がどれだけ苦境に立たされようと、時間が止まることはない。いやむしろ苦境だからこそ、流れる時間を価値あるものにしたいと思っている人は少なくないだろう。実際、高級時計への情熱が失われることはなかった。むしろ過熱し続けているといってもいい。ステイホームのご時世にあって、時計に対する捉え方も変化を見せており、「自分の好きな時計を好きに選びたい」という、より自由な考え方が主流になってきている。つまりは、時計はこう合わせるべしという従来の固定観念に縛られず、自分の感性で時計を選ぶ時代が来たのだ。 しかしルールが曖昧になるということは、さらに時計選びが難しくなるということを意味する。こういう時こそ、多くの時計を見て、触れて、そしてたくさんの意見を聞くことが必要になる。 松坂屋名古屋店の「プレステージウォッチフェア」は、国内外の時計ブランドの自信作が一堂に会する、日本最大級の時計の祭典。数多くの時計に実際に触れることができるので、これまで視野に入っていなかった時計を交えて検討できる、またとないチャンスとなる。〝定番ウォッチ〟はたくさんあるが、これからは自分の目線で〝新定番〟を探していく時代となる。その旅の始まりが、ここ「プレステージウォッチフェア」なのだ。  4混迷極まる時代だからこそともに過ごしたい時計 TextText Tetsuo ShinodaPhotographPhotograph Tetsuya Niikura (SIGNO) StylingStyling Eiji Ishikawa (T.R.S)Episode One自分の時間を演出するプレステージウォッチは、何を選ぶべきか?仕事や休日の過ごし方が大きく変化しているからこそ、今までの既成概念にとらわれずフラットな目線で時計を探したい。それが唯一無二の“新定番”となるだろう。2021自分だけの̏新定番̋がきっと見つかるprestigewatch fairrediscoverwatch

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る