vol.2

「食」から始める
インナービューティー


長濱琴恵|
フィットネスアドバイザー・医療薬膳師・セラピスト

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長濱琴恵
フィットネスアドバイザー・医療薬膳師・セラピスト

名古屋市東区グランデラボを経営する、グランデインターナショナルの代表。ホテルスパプロデュースやコスメブランド開発などさまざまなブランドを手掛けている。

長濱琴恵

フィットネスアドバイザー・医療薬膳師・セラピスト

コーチ・トレーナー・セラピストがチームを作り、お客様一人ひとりに合わせたトレーニングやケアを行う「グランデラボ」の代表を務める長濱琴恵さん。フィットネスアドバイザー、加圧トレーナー、医療薬膳師、セラピストを務めるほか、ダイエット&ビューティースペシャリストとしてミス・ユニバース・ジャパン愛知大会のビューティーキャンプ特別講師としても活躍。「美」へのこだわりをベースに、人生を楽しく健康的に過ごすためのアドバイスを行っています。
今回は全3回の連載で、「健康」をテーマにさまざまな視点からQOL(Quality of life:人生の質のこと)を上げるコツについてご紹介いただきます。

不調になりやすい冬こそ、身体がよろこぶものを食べる

寒さが厳しい季節になると、毎年のように体調がすぐれない、朝起きられない、疲れがなかなか取れない…などの不調を感じる人も多いのではないでしょうか。「冬バテ」とも呼ばれるこの状態、実は、食べ物でやわらげることができるんです!今回は、栄養たっぷりの食材・料理をご提案いたします。今年の冬は「食」を意識して、季節に左右されない元気な身体をつくっていきましょう!

冬は、身体を温めることが最重要

寒い冬は、風邪をひきやすくなるなど、1年の中でも特に身体の調子を崩しやすい季節。「春は生じ、夏は長し、秋は収し、冬は蔵する」と言われ、冬は「腎」に生命力を蓄える季節。「腎」を温めて身体の中から健康になりましょう!「腎」を養うと言われているのは、昆布・黒ごま・黒豆・ナッツ類・くるみ・黒きくらげなどの黒い食材。エネルギーを補充し身体を内側から温める、ショウガ・ネギ・ニンニク・根菜類・人参・カブ・ニラ・エビ・かぼちゃなども積極的に摂るといいでしょう。ただし、塩辛いものを摂りすぎると腎の機能が乱れてしまうので気をつけましょう。

野菜の甘みを凝縮した〈スープストックトーキョー〉のオニオンクリームポタージュ

身体を温めることのできる料理としておすすめしたいのは、スープやお味噌汁。最も体温の低い時間帯である朝に飲むと、身体が中から温まりますよ。一度にたくさんの食材が摂れるのもうれしいポイントです。

〈スープストックトーキョー〉
オニオンクリームポタージュ 1人前 税込524円
[松坂屋本館 地下1階]

〈茅乃舎〉
茅乃舎だし(8g×5袋入) 税込386円
茅乃舎だし(8g×30袋入) 税込1,944円
特選 茅乃舎極みだし(8g×12袋入) 税込2,700円
[松坂屋本館 地下1階]

左:茅乃舎だし5袋 中央:茅乃舎だし30袋 右:特選極みだし12袋

季節の不調には、季節の食材を

人間は自然と密接な関係があり、東洋医学では旬の食材を摂ることで、その季節に起こりやすい不調を予防したり、改善する効果が期待できるといいます。夏には夏野菜、冬には冬野菜がありますが、これは「旬の野菜には旬の効能がある」ということ。夏には身体を冷やす効果のあるトマトやきゅうりが旬なのに対し、冬には身体を温めてくれる成分を多く含む旬の野菜が豊富です。

松坂屋名古屋店本館地下1階の〈フレッシュワン〉では新鮮な野菜を豊富に展開しています。週に3回販売されている弥富の小島農園の野菜は、自家製堆肥のみで作るオーガニック野菜。なんと葉付きで販売しているんです。また、毎週木曜日には生産者の方が直接販売しにいらっしゃるので、安心して購入することができます。野菜を「価格」で選ぶのではなく、「身体に良いかどうか」で選ぶ。こういったところから「身体に良い暮らし」が始まるのだと思います。そしてそれは豊かな生活にも結びつきます。ぜひ一度、自分の身体をつくる食べ物をきちんと選んでみましょう。
今回は、そんな旬の野菜を〈茅乃舎〉のだしと合わせた「根菜類と酒粕の和み豚汁」のレシピをご紹介します。冬の寒さがひときわ厳しくなるこの季節には、発酵食品のお味噌に酒粕を加えていきましょう。塩分が少なく甘みのある白みそもおすすめですよ。

レシピ:根菜類と酒粕の和み豚汁

【材料】2〜3人分
カブ 小3個
人参 1/2本
ごぼう 2本
里芋 3個
豚バラ肉 150g
茅乃舎のだし 1袋
塩 少々
ごま油 適量
酒粕 大さじ1〜(味をみて調整)
白味噌 大さじ1〜(味をみて調整)
しょうが 40g
ニンニク 1かけ 
細切り唐辛子(飾り用) 適量

【作り方】

1.ごま油で刻んだニンニクと生姜を香りが出るまで炒めます。(ニンニクを焦がさないよう注意)

2.ごぼうを炒めます。やや強火で香りをたたせながら炒めていきます。

3.お肉を入れ、火が通ったらカブ、にんじん、里芋を入れて炒めていきます。少し炒めたら、茅乃舎のだしを袋から出して直接かけて炒めていきます。

4.少量のお水を入れ5分ほど蒸していきます。

5.お水を200〜300ml(お好みで)入れ、蓋をして煮ます。お野菜が柔らかくなってきたら酒粕を入れ、その後白味噌を入れて完成です。

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不足しがちな野菜や果物を気軽に摂りたいときには、100%ジュースもおすすめ。ぜひ、旬の食材が入ったものを選んでみましょう。松坂屋名古屋店〈ベジテリア〉のジュースはいつも旬のものがそろっていて、お気に入りです。

〈べジテリア〉ベリーベリーベリー[あまおう入り] レギュラーサイズ 1杯 税込500円
販売期間:1月27日(木)→2月23日(水)[松坂屋本館 地下1階]

〈べジテリア〉ベリーベリーベリー[あまおう入り] レギュラーサイズ 1杯 税込500円
販売期間:1月27日(木)→2月23日(水)[松坂屋本館 地下1階]

食べてきれいを目指す!インナービューティーのコツ

インナービューティーとは、体の内側を整えてきれいになることを指します。今回は「食」からインナービューティーにアプローチ。特に、腸内環境を整えるのに効果的な発酵食品についてご紹介します。

さまざまな発酵食品と、おすすめの食べ方

日本は発酵食品大国。発酵食品には乳酸菌・麹菌・納豆菌・酢酸菌・酵母菌など沢山の有用菌があり、腸内環境を整え免疫力をアップしてくれます。お味噌やお醤油・キムチ・酢・チーズ・ヨーグルト・ぬか漬けなど、身近な食べ物でもたくさんありますね。発酵食品の効果的な食べ方としては、納豆菌などの善玉菌(プロバイオティクス)×オリゴ糖・食物繊維を含む(プレバイオティクス)を一緒に摂ることでより腸内環境に良い効果が表れやすいと言われています。たとえば、納豆×めかぶ、山芋、オクラなどを合わせていくと効果的です。発酵食品×発酵食品・プロバイオティクス×プレバイオティクスのダブルで納豆×キムチもおすすめです。


プロバイオティクスとは…
善玉菌をもっている生きた微生物・食品のこと。チーズ・納豆・味噌・あま酒・キムチなど。腸内環境を整え免疫力を回復させる効果がある。

プレバイオティクスとは…
腸内の善玉菌の増殖を促す食品のこと。主にオリゴ糖や食物繊維だが、オリゴ糖は大豆・ゴボウ・玉ねぎ・ニンニクなど、食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり果物・穀類・豆類・野菜類・キノコ類など植物性のものに含まれる。


特におすすめしたい発酵食品として、2つご紹介します。1つ目は、お漬物。お漬物には、水に溶けない不溶性の食物繊維がたくさん含まれていて、これが腸をきれいに掃除してくれるんです。

濃厚ながらも上品な味わいの〈大和屋〉の守口漬
〈大和屋〉いろどり守口漬 17g 税込216円[松坂屋本館 地下1階]

もう1つのおすすめは、チーズ。乳酸菌を豊富に含んでいるため、整腸効果や便秘改善が期待できます。お酒とも合うチーズは、リラックスタイムにもぴったりですね。

守口漬の「漬ける」技術を活かして作られた〈大和屋〉のチーズみりん粕漬
〈大和屋〉チーズみりん粕漬 70g 税込1,080円[松坂屋本館 地下1階]

発酵食品を使った料理で、よりおいしく効果的に

おすすめの発酵食品として、お漬物やチーズをご紹介しましたが、ぜひ毎日のお料理にも取り入れてみましょう。料理に使いやすい発酵食品といえば、味噌!味噌には食物繊維のほか、ビタミンやイソフラボンも含まれているので、女性におすすめの食品のひとつなんです。今回は「牛肉の味噌つけ×白菜の漬物とりんごのせ」のレシピをお伝えいたします。一度試してみてくださいね!

レシピ:発酵食品×発酵食品で免疫アップレシピ 牛肉の味噌つけ×白菜の漬物とりんごのせ

【材料】
ローストビーフ用お肉 300g
赤味噌・あわせ味噌 200〜250gくらい
黒砂糖 40g
みりん 40ml
お酒 40ml
白菜 適量
リンゴ 適量
酢 大さじ1
減塩だし醤油 小さじ2くらい

【作り方】

1.塩、胡椒をかるくまぶして牛肉の表面を焼きます。

2.表面が焼けたらアルミホイルに包み、20分ほど予熱で温めて中まで火を軽く通します。

3.みりんとお酒はレンジで軽く温めて砂糖と一緒にお味噌に混ぜます。味噌の中にお肉を入れ、味噌でお肉全体を包んで1日冷蔵庫で寝かせます。

4.刻んだ白菜を塩もみして少し置き、水分を出します。その後、酢と減塩だし醤油を混ぜて少し置きます。白菜の水分を軽く切り、スライスしたローストビーフの上に盛りつけます。最後にリンゴを少しトッピングしてできあがり。

今回は「食」を切り口としたインナービューティーについてご紹介しました。普段の生活の中にも取り入れやすい「食」からのアプローチ。食べるものを意識して、それぞれの季節を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
次回は「眠り」をテーマに、寝具やヘアケア、香りなどから健康を考えていきます。お楽しみに。


次回は2月下旬の更新を予定しています。

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長濱琴恵 KOTOE NAGAHAMA

グランデインターナショナル株式会社 代表取締役。2014〜2018年のミス・ユニバース・ジャパン愛知ブロック講師を務める。大手外資化粧品メーカーにて7年勤務したのちエステ、メイクアップアーティスト、商品開発など美容全般で活躍。世界のスパ・フィットネス巡りを繰り返し世界24都市の美容と健康管理を調査。あらゆる観点から独自のグランデメソッドを確立。ホテルスパプロデュースやコスメブランド開発などさまざまなブランドを手掛けており、トップアスリートや芸能人・経営者の方々など幅広い層が利用している。現在医療大学在学中。