インナーウエア vol.2
もっとヒップコンシャス!ショーツやガードルを味方にしよう
武田尚子|ジャーナリスト
今回のNAVIGATOR
武田尚子|
|ジャーナリスト
国内では数少ない、インナーウエアに精通しているジャーナリスト。「パリ国際ランジェリー展」の取材は35年以上におよぶ。インナーウエアの歴史に関する書籍も執筆。
ジャーナリスト
おしりのラインをもっと意識して
バストと同じかそれ以上にヒップや脚に気を遣う人の多い海外。一方、日本では、バストケアをしっかり行っている方は多いのですが、ヒップケアを意識している方は少ないのが現状です。ヒップはなかなか自分で見ることのない箇所なので、普段意識が向きにくいということもあるのかもしれません。でも実は、ヒップラインが変わるとスタイルがかなり変わるんですよ。今回は、インナーウエアのボトムスについて、基本情報からはき方、おすすめアイテムまでご紹介します。ボトムスにもこだわって、美しいラインを手に入れましょう。
ショーツの選び方とトレンド
おでかけのときと、おうちで過ごすとき、同じショーツをはいている方が多いと思うのですが、ショーツは過ごし方によって変えるのがベストです。外での用事があるときは、ヒップラインを綺麗に見せることのできるフィット感のあるショーツなど、ファッションに合わせて選ぶというのが一番。ショーツラインが気になる服を着るときは、ひびきにくいものを選びましょう。おうちではゆったり感のあるものを。寝るときなどは特に締めつけ感のないラクなものがおすすめです。また、vol.1でも少しお話しましたが、デザインでいうと最近では透け感のある素材がトレンドです。あまり装飾のないシンプルなデザインで透け感があるとすごくおしゃれ。はくときに気分が上がること間違いなしです。
ガードルはカラダの強い味方!
日本はガードルの着用率が非常に高い国。でも、昔はガードルというと、ハイコントロールでサポート力の強いものが多く「苦しそう」「圧迫感が強そう」と敬遠している方も多かったのではないでしょうか。最近のガードルは進化を遂げていて、快適なはき心地を重視しているものが多くなりました。ガードルは今、見直されているんです。ガードルをはく最大のメリットは、ボディラインをすっきりとさせられること。お腹まわりや太もものボリュームを抑えたり、おしりの位置をキュッと引き上げたりできるほか、ショーツラインを目立たなくできる、姿勢を補整できるなど、ガードルはカラダの強い味方です!ヒップは年齢の出やすい場所なので、その解消法としてガードルをうまく活用するのがよいでしょう。さまざまな種類があるので、自分の目的に合わせて必要なものを選びましょう。試しやすいアイテムについてもご紹介していきます。
日本はガードルの着用率が非常に高い国。でも、昔はガードルというと、ハイコントロールでサポート力の強いものが多く「苦しそう」「圧迫感が強そう」と敬遠している方も多かったのではないでしょうか。最近のガードルは進化を遂げていて、快適なはき心地を重視しているものが多くなりました。ガードルは今、見直されているんです。ガードルをはく最大のメリットは、ボディラインをすっきりとさせられること。お腹まわりや太もものボリュームを抑えたり、おしりの位置をキュッと引き上げたりできるほか、ショーツラインを目立たなくできる、姿勢を補整できるなど、ガードルはカラダの強い味方です!ヒップは年齢の出やすい場所なので、その解消法としてガードルをうまく活用するのがよいでしょう。さまざまな種類があるので、自分の目的に合わせて必要なものを選びましょう。試しやすいアイテムについてもご紹介していきます。
進化したガードルを体感しよう
現在は接着や編み立て技術が向上しているため、縫い目がなく軽い仕上がりのガードルや、夏でも快適にはける通気性のよいガードル、裾が切りっぱなしなどフラットになっていて締め付け感の少ないガードルなどが増えて以前より試しやすくなりました。また、体を美しく整える“ボディメイク”に加えて、体のために身につける“ボディケア”発想のインナーウエアが増えてきています。〈ワコール〉の「MORE BODY CARE」シリーズには、さまざまな生活シーンでヒップを重力から守るアイテムなどがあります。ボディラインが気になるときだけではなく、普段から体のケアをしたいというときにもおすすめです。ぜひ、進化した新しいガードルを試してみましょう。
あまりガードルになじみがないという方にぴったりなアイテムのひとつが〈ワコール〉の「はくヒップケア※」シリーズ。はくだけで気軽にヒップケアができるすぐれものです。ダブル構造のヒップケアシートが密着し、重力によるヒップのたるみを抑えてくれます。しなやかに伸びる生地を使用しているので快適な着用感で、若い世代の方やガードルデビューの方にもおすすめですよ。 もうひとつは〈トリンプ〉のロングガードル。ハイゲージのパワーネットを使用していて、なめらかな肌ざわり。お腹とヒップ部分は裏打ちですっきり整えます。ガードルは下半身のシルエットを整えるのにとても便利なアイテムです。機能やはき心地、デザインなど、自分に合ったものを選びましょう。
あまりガードルになじみがないという方にぴったりなアイテムのひとつが〈ワコール〉の「はくヒップケア※」シリーズ。はくだけで気軽にヒップケアができるすぐれものです。ダブル構造のヒップケアシートが密着し、重力によるヒップのたるみを抑えてくれます。しなやかに伸びる生地を使用しているので快適な着用感で、若い世代の方やガードルデビューの方にもおすすめですよ。
もうひとつは〈トリンプ〉のロングガードル。ハイゲージのパワーネットを使用していて、なめらかな肌ざわり。お腹とヒップ部分は裏打ちですっきり整えます。ガードルは下半身のシルエットを整えるのにとても便利なアイテムです。機能やはき心地、デザインなど、自分に合ったものを選びましょう。
ガードルの正しい着用方法
ボディラインをととのえるためには、ガードルを正しく着用することが大切です。はき方を覚えて、快適なガードルライフを送りましょう。
着用後には「ウエストがゆるくないか」「くい込んでいないか」「ウエストが前後で水平か」「ヒップアップしているか」「足のつけ根が浮いていないか、くい込んでいないか」「裾がめくれていないか、ずれ上がっていないか」を確認しましょう。
快適な時間を過ごすためのショーツ・ガードル
インナーウエアのボトムスは、さまざまなお悩みを解決できるアイテム。シーンに合わせたものを選ぶことで、より快適に過ごすことができます。たとえばホワイトや薄めのベージュなどのパンツやスカートをはくときには、インナーウエアの色が透けるのが気になりますよね。そんなときには肌の色に近いベージュやブラウンがおすすめです。インナーウエアの凹凸も透けたりひびいたりすることがあるので、できるだけ縫い目のないものを選びましょう。
おすすめショーツは2点。〈ワコール パルファージュ〉のショーツはフロント部分に裏打ちが付いており、透けにくくなっています。同じく〈ワコール〉の「GOCOCi」のショーツは伸びのよい素材を使用していて、肌に縫い目があたらないので軽くてやさしいはき心地。フラット仕上げでひびきにくいのもポイントです。
ガードルは〈ワコール ラゼ〉がおすすめ。ウエストと腰をしっかりと包みこんで、すっきりとしたラインに。裾がフリーカッティング素材なので、食い込みにくくひびきにくいアイテムです。
おすすめショーツは2点。〈ワコール パルファージュ〉のショーツはフロント部分に裏打ちが付いており、透けにくくなっています。
同じく〈ワコール〉の「GOCOCi」のショーツは伸びのよい素材を使用していて、肌に縫い目があたらないので軽くてやさしいはき心地。フラット仕上げでひびきにくいのもポイントです。
ガードルは〈ワコール ラゼ〉がおすすめ。ウエストと腰をしっかりと包みこんで、すっきりとしたラインに。裾がフリーカッティング素材なので、食い込みにくくひびきにくいアイテムです。
ヨガなど、体を動かすときには、適度なストレッチ性があり、ソフトにサポートするようなアイテムを。強くヒップアップするものではなく、動きやすい柔らかさのあるものを選ぶとよいでしょう。レギンスなどの下にはくので、伸縮性があるものよりは体を開放するようなものがおすすめです。ハンロのショーツはアウターに凹凸が出にくいタイプ。ヒップ側だけでなく、フロントサイドも折り返しの縫い目がなく切りっぱなしのためしっかりフィットします。
ヨガなど、体を動かすときには、適度なストレッチ性があり、ソフトにサポートするようなアイテムを。強くヒップアップするものではなく、動きやすい柔らかさのあるものを選ぶとよいでしょう。レギンスなどの下にはくので、伸縮性があるものよりは体を開放するようなものがおすすめです。ハンロのショーツはアウターに凹凸が出にくいタイプ。ヒップ側だけでなく、フロントサイドも折り返しの縫い目がなく切りっぱなしのためしっかりフィットします。
ロング丈のガードル「SUHADA Fit me Up」は通気性があり、ヒップ、お腹、太ももまでソフトにサポート。下半身のラインをすっきり見せることができます。薄くて軽く、肌ざわりもよい、さらっと快適な生地で、素肌にすうっとなじむラクな着用感で、ガードルデビューにもおすすめのアイテムです。
ロング丈のガードル「SUHADA Fit me Up」は通気性があり、ヒップ、お腹、太ももまでソフトにサポート。下半身のラインをすっきり見せることができます。薄くて軽く、肌ざわりもよい、さらっと快適な生地で、素肌にすうっとなじむラクな着用感で、ガードルデビューにもおすすめのアイテムです。
ぴったりのインナーウエアを選んでスタイルアップを叶えよう
全体のシルエットを整えたいときにはボディシェイパーとガードルを合わせましょう。サポート力のあるものを組み合わせることでさらにスタイルアップが叶います。服を綺麗に着こなしたい、ここぞというシーンで試してみてくださいね。
「SUHADA 肌リフト」はすべりにくく、ソフトな肌ざわりの「NANOテープ」で下半身のたるみをぐっと引き上げてくれるアイテム。生地は薄く、特殊加工で縫い目をなくしてあるのでパンツやスカートへのひびきも軽減されています。
全体のシルエットを整えたいときにはボディシェイパーとガードルを合わせましょう。サポート力のあるものを組み合わせることでさらにスタイルアップが叶います。服を綺麗に着こなしたい、ここぞというシーンで試してみてくださいね。
「SUHADA 肌リフト」はすべりにくく、ソフトな肌ざわりの「NANOテープ」で下半身のたるみをぐっと引き上げてくれるアイテム。生地は薄く、特殊加工で縫い目をなくしてあるのでパンツやスカートへのひびきも軽減されています。
「SUHADA 肌リフト ボディシェイパー」は、同じく「NANOテープ」を使用し、脇のたるみを引き上げてくれます。お腹・脇腹・背中の凹凸をスムーズにし、窮屈感の少ないつけ心地でスリムなシルエットに仕上げられます。
「SUHADA 肌リフト ボディシェイパー」は、同じく「NANOテープ」を使用し、脇のたるみを引き上げてくれます。お腹・脇腹・背中の凹凸をスムーズにし、窮屈感の少ないつけ心地でスリムなシルエットに仕上げられます。
今回は、ショーツやガードルについてお話ししました。いかがでしたでしょうか。普段ヒップをあまり気にしていなかった!とハッとした方もいらっしゃるかもしれませんね。ぜひ、バストと同じようにヒップをケアして、美しいボディラインを目指しましょう。次回は「わたしたちの気分にフィットするインナーウエア」をテーマに、進化を遂げたさまざまなインナーウエアをご紹介します。お楽しみに。
次回は7月下旬の更新を予定しています。
武田 尚子 NAOKO TAKEDA
ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。ファッション・ライフスタイルトータルかつ文化的な視点から、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。特に世界のインナーウエアトレンドの発信拠点「パリ国際ランジェリー展」の取材を1987年から始め、年2回の定期的な海外取材は連続35年におよぶ。著書に、『鴨居羊子とその時代 ―下着を変えた女』(平凡社 ※絶版中)、『もう一つの衣服、ホームウエア ―家で着るアパレル史』(2021年、みすず書房)など。
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※掲載品は2023年6月29日時点の取り扱い商品・価格です。商品の内容や価格は変更になる場合がございます。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※予約販売となる商品もございます。
※写真はイメージです。撮影用の装飾品は商品に含まれておりません。
※「ヒップケア」とは、からだのサイズを測って自分に合うガードルをつけて、ヒップを重力から守ることです。