ファインアートコレクション|松坂屋名古屋店
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15「真珠のネックレス」 油彩・キャンバス 40号 1932年カタログレゾネ No.120「赤と白のブーケ」 油彩・キャンバス6Fウィルデン・シュタイン鑑定書モイーズ・キスリング(1891~1953)特に1920年代のパリのモンパルナスには異国から作家たちが集まりエコール・ド・パリと言われる華やかな時代。その中でも『モンパルナスの帝王』と形容されるのがキスリング。花、風景なども素晴らしい作品を描いているが、キスリングの代名詞と言えば人物画。本作品はこちらを見据える表情、固く合わされた手、衣服や背景のトーンの低い色彩など、作品と対峙すると身が引き締まる思いにさせる作品。その中で真珠のネックレスは作品にアクセントをもたらして、画題になるほどの存在感を放っている。モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)激しいタッチと抑制の効いた色彩によるまさにヴラマンクらしい花の表現と言ってよい作品。花と花器のバランス、花の配色の比率など何気なくもしっかりと計算されて描かれているところにヴラマンクのセンスの良さを感じさせる。

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