コンテスと日本のアートが融合した、国内限定1点のプリンセスバッグ。

文/天野 志穂
2020/09/01

COMTESSE

プリンセスバッグ

世界のプリンセスに愛される、
タイムレスなマスターピース。

「コンテス」は、1929年にドイツのオベルトハウゼンで誕生したバッグブランド。世界で初めてハンドバッグに高級なホースヘアを採用したコレクションを発表したことでも有名です。きっかけはイングランドから持ち帰った椅子用の張地だったとか。馬の一生のうちごく限られた量しか採取できない尾の毛を特殊なテクニックで編み上げたホースヘア素材。熟練の職人がひとつひとつ丁寧に仕上げたラグジュアリーなバッグは、今ではすっかり「コンテス」の代名詞となりました。

昨年12月には創業90年という節目を迎え、ブランドの歩みを振り返るとともに、未来を表現する新しい試みとして、長い伝統で積み重ねられた職人技術とモダンアートの独創性を融合させたスペシャルなピースが完成しました。それが、今回ご紹介する、アイコンバッグ「プリンセス」と踊絵師として活躍されている神田さおりさんとのコラボレーションによるペイントバッグです。テーマは「光の方へ…COMTESSEと現代芸術家の出逢い」。神田さんの緻密な計算のうえでの、オリジナリティ溢れる表現方法により創出される作品と「コンテス」に共通するのは、強い信念に基づいて生み出された唯一無二のものであること。ホライゾンカラーの「プリンセス」に神田さんが命を吹き込んだ国内限定1点のこのバッグこそ、まさに「コンテス」の未来を表現した逸品です。

アイコンバッグ「プリンセス」は、定番カラー以外にもシーズンごとに新色が登場。

そのベースとなったモデル「プリンセス」は、世界中のロイヤルファミリーに愛されてきたことから名付けられたブランドのシグネチャー。エターナルを表す丸いハンドルと小さな流線型のフォルムが特徴です。1993年に、当時の皇太子妃殿下雅子様がご成婚のときにお持ちになったバッグとして、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。雑誌編集者時代に撮影させていただく機会がありましたが、控えめながらも、ひと目で「コンテス」とわかる存在感には、ブランドの歴史と伝統、その誇りによって培われた気品と品格が感じられました。あの時から変わらないエレガントな佇まいは、まさにタイムレス。ホースヘアならではの滑らかな光沢と心地よい手触り、上品でクラシックな「プリンセス」バッグは、時を越え、これからもずっと多くの女性たちの憧れのマスターピースとなることでしょう。

コンテス

プリンセスバッグ

−神田さおりさん コラボレーションモデル
[国内限定1点]税込598,400円

−定番カラーモデル 税込451,000円

/南館地下2階

※諸事情により各種イベント、物販、サービスが中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。※撮影用の装飾品は商品に含まれておりません。※天候・交通事情などにより、商品の到着が遅れる場合、産地が変更になる場合、または中止になる場合がありますので、ご容赦ください。※数に限りがございますので、品切れの際はご了承ください。

ファッションエディター

天野 志穂

Shiho Amano

1973年神奈川県生まれ。上智大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『Vingtaine』、『ELLE Japon』のファッション担当を経て、2013年渡英。2018年に帰国した後、フリーランスとして活動。雑誌やWEB、広告などでディレクション、編集、執筆を行う。