今の時代にマッチした新定番、
トッズのシティ ゴンミーニ。

文/天野 志穂
2021/3/15

TOD’S

シティ ゴンミーニ

クラフツマンシップに裏打ちされた
メイド・イン・イタリーのこだわり。

イタリアを代表するラグジュアリーブランド「トッズ」。 20世紀初頭から3代続くシューメーカーを起源とし、現在の会長兼CEOディエゴ・デッラ・ヴァッレによって、1979年にトッズが誕生しました。皮革製品づくりの伝統の継承と同時に、世界中の人々のライフスタイルにマッチした製品をと考えていたヴァッレが創業時に発売したのが、ブランドのアイコンとなった “ゴンミーニ”です。
1950年代のドライビングシューズをヒントに作られたこのシューズは、ソールに100個以上のラバー・ぺブル(ゴム製の突起)を配した一枚革仕立てのハンドメイドモカシンで、「手袋をはめたよう」なソフトなフィット感と称され、これを履いたら他の靴が履けなくなる、と愛用者たちに言わしめたほど。それを叶えているのが、モノ作りへの徹底的なこだわりから生み出される、品質の高さにあります。品質を高めるために、多くの工程を熟練した職人の手作業によって行い生産されるシューズは、トッズが誇る伝統のクラフツマンシップの賜物です。だからこそ、上質な素材とディテールにとことんこだわり、メイド・イン・イタリーの最高の品質を伝える“ゴンミーニ”は、クラシックなイタリアンスタイルを体現した、時代やトレンドを越えたアイコンとして、世界中のセレブリティを始め、老若男女問わず今もなお絶大な人気を誇っているのでしょう。

工程ごとに専門の職人が担当するのがトッズ・クオリティ。“ゴンミーニ”を30年以上に渡り作り続けている職人による手作業で、細かなディテールを縫い上げる。

フットウェアに命を吹き込むラスト(木型)を作り上げるのも専門の職人。

シューズの磨き上げ作業。高品質の厳選されたレザーが、さらに美しい輝きを放つ。

そんなトッズの代名詞ともいえるドライビングシューズ“ゴンミーニ”をベースに、アウトソールを一枚のラバーソールにアップデートしたのが、新定番の“シティ ゴンミーニ”。耐久性が高いのでタウンユースに最適で、幅広いシーンで着用できるデザインが特徴です。
ウィメンズからは、真っ白なカーフレザーのローファーモデルをご紹介。極上の履き心地と一緒に、これからの季節にぴったりの軽やかさも手に入ります。リラックスしたスタイルに、ほどよくクラス感を添えてくれるので、オンとオフの垣根がなくなりつつある、ニューノーマルな時代にはもってこいの一足と言えそうです。

ラウンドトゥがモダンな印象。トッズの“T”のエンボスがさりげなくあしらわれている。

ラバー・ペブルを配したラバーソールが、“シティ ゴンミーニ”の歩きやすさの最大の理由。

かかと部分にもラバー・ペブルが施され、王道のドライビングシューズのディテールを踏襲。後ろ姿のアクセントに。

トッズ シティ ゴンミーニ

レディス カーフ(型押し)

税込70,400円

/本館2階

メンズからピックアップしたのは、洗練されたイタリアン・ブルーが印象的なカーフスエードのラチェットモデル。カジュアルでありながらラグジュアリーな佇まいで、履き心地のよさと上品さを両方叶えるデイリーシューズとして、大人の足元を格上げしてくれます。

トッズ シティ ゴンミーニ

カーフスエード

税込80,300円

/本館2階

ウィメンズ、メンズ共にシーズンごとに新色も登場するので、お気に入りのカラーを探してみてはいかがでしょうか。

※数に限りがございますので、品切れの際はご了承ください。

ファッションエディター

天野 志穂

Shiho Amano

1973年神奈川県生まれ。上智大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『Vingtaine』、『ELLE Japon』のファッション担当を経て、2013年渡英。2018年に帰国した後、フリーランスとして活動。雑誌やWEB、広告などでディレクション、編集、執筆を行う。