『一万樽に一樽』の希少性が
“アートコレクション”に昇華した

文/近藤マリコ
2020/10/27

JOHNNIE WALKER

Blue Label

原酒の真実を語る、
ブルーラベル

ブルーという言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。自然界に存在するブルーは、ラピスラズリやサファイアといった希少なものが多く、同時に高価であることの代名詞のような感覚があります。どこまでも広がる空や、母なる海もブルーです。人間も自然の一部だとするならば、碧眼を尊ぶ人は少なくありません。つまり、わたしたちにとってブルーとは永遠の憧憬ともいうべき色なのです。スコッチウイスキーの代表格である『ジョニー・ウォーカー』の“ブルーラベル”には、やはりブルーへのオマージュがこめられているのでしょう。
なぜブルーラベルがそんなにも希少性が高いのか、今回あらためて話を聞いて、今まで知識を持たないまま何度かブルーラベルをいただいた自分を恥じました。ウイスキーの年数表記は、ブレンドしている原酒の中でもっとも若い熟成年数を表記するというルールがあるとのこと。つまり12年物と表記されているウイスキーは、12年以上の熟成原酒が何種類かブレンドされているという意味。『ジョニー・ウォーカー』では、その年数表記に縛られることなく、熟成の頂点に達している希少な原酒を味わうウイスキーにしよう、という想いをこめて、“ブルーラベル”を誕生させました。10,000分の1の確率でしか存在しない、熟成の頂点に達した原酒だけがブルーラベルになることを許されるのだそう。まさに原酒の真実を語るウイスキーと言っていいでしょう。

アートコレクションとしての
ジャパン リミテッド
エディション 2020

ジョニー・ウォーカー社の蔵に並ぶオーク樽。そこに眠る秘蔵の原酒から、厳選された古酒をブレンドした“ブルーラベル”。希少性を表すため、ラベルには1本ずつ製造番号が記載されています。この“ブルーラベル”をさらに高みへと引き上げたのが、日本限定販売されている『ジャパン リミテッド エディション 2020』です。美しいブルーのボトルに、青い龍がダイナミックに描かれたデザインは、アートコレクションという側面をウイスキーにもたらしました。このデザインは、奥田瑛二氏監修によるもの。俳優だけでなく、映画監督、そして画家の顔も持つ奥田氏ならではの「コレクションしたくなるような」ボトルデザインです。

俳優・映画監督・画家といくつものアーティスティックな顔を持つ奥田瑛二氏がデザインラフを描き、アーティストであるシャン・ジャン氏が作成したボトルデザインと専用ボックス。

ワインは感性で飲むもの、ウイスキーは考えて飲むもの、という言葉を聞いたことがあります。ワインは仲間とともに五感を総動員して味わうが、それと比較するとウイスキーは独りで楽しめて、味をじっくりと検証し、物思いにふけることが似合う酒である、という意味なのだとか。もしも『ジャパン リミテッド エディション 2020』が傍にあったなら、美しいボトルアートを眺めながら独酌するという行為は、贅の極み。少しスモーキーな香りが徐々にウッディーに変化していくころ、人生の余韻について思いを巡らせば、きっと心地よい酔いを感じることでしょう。ただし、『ジャパン リミテッド エディション 2020』だけは、決してハイボールで飲んではいけない。ストレートか、せめてトワイスアップで、とひとこと添えるセンスを持ちたいと思います。

ボトルの4面にデザインがつながっており、龍や桜、月など、日本らしいモチーフがダイナミックに描かれている。この姿を通して、日本のたおやかさとしなやかさ、そして不屈の精神を表現しているのだとか。

ジョニーウォーカー ブルーラベル

ジャパンリミテッドエディション 2020

750ml [9本限り] 税込24,200円

/本館地下2階 D&M CAVE NAGOYA
(和洋酒)

※諸事情により各種イベント、物販、サービスが中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。※撮影用の装飾品は商品に含まれておりません。※天候・交通事情などにより、商品の到着が遅れる場合、産地が変更になる場合、または中止になる場合がありますので、ご容赦ください。※数に限りがございますので、品切れの際はご了承ください。※20歳以上の年齢である事を確認できない場合は酒類を販売いたしません(酒類販売管理者・酒類販売管理研修受講年月日:岡田保久・平成31年2月22日)。

コピーライター

近藤マリコ

Mariko Kondou

コピーライター、プランナー、コラムニスト。日本の古いコト・ヒト・モノに囲まれて育ち、その反動でフランス一辺倒となり渡仏を繰り返し、現在に至る。工芸・着物・伝統芸能、職人の世界観、現代アートや芸術全般、日仏文化比較、紀行文などのテーマを主に手掛ける。やっとかめ文化祭ディレクター。