spiral art galleryでは5月28日(水)から6月24日(火) の期間、江上秋花・村上生太郎による展覧会「共生」を開催いたします。※最終日は18:00まで

「共生」とは、異なるもの同士が、互いに影響を与え合いながら共に生きていくことを意味し、互いに助け合い、豊かな関係を築いていくことです。
暮らしの中にある風景や動植物を、それぞれの視点で切り取り制作する江上秋花と村上生太郎。東京藝術大学デザイン専攻の描画装飾研究室を同期で修了した２名は、今回「共生」と題し動物や植物をテーマに設け、日々の観察から得た情報を独自の視点で再構築し、表現しています。
他の生命から受け取るエネルギーを表現活動に還元し、それらが生活に溶け込むことで生まれる新たな調和を感じてみてください。

〈作家プロフィール〉
江上 秋花 / Egami Akika

2018年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
2020年同大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室修了。

自然物や生き物など、自分の中で心を惹かれる物や情景から着想したドローイングを元に染めや刺繍、ニットなどのテキスタイル表現を用いて平面や立体作品を制作している。
細かな手仕事からなる繊細さと大胆な形や色遣いによる強さなど、相反する表情が同居する事で 新たに生まれる魅力を大切にしている。

 村上 生太郎 / Murakami Shotaro

1993年生まれ東京都出身の画家。
2018年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
2020年同大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室修了。メトロ文化財団賞受賞。

色と形、質感の心地良い調和をコンセプトに、果物や植物など親しみのあるモチーフを色鉛筆で表現した絵画作品を制作する。都内を中心に個展やグループ展で精力的に作品を発表している。